大地宅配と宗教との関係は？気になるウワサをハッキリ解明する！

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大地宅配を検討する際、気になるのが

“宗教なんじゃないの？”

このこと。真剣に検討すればするほど､気になってしまうものなのです。

確かに、大地を守る会なんて名前が付いているのだから、“アヤシイ”と感じるのは仕方がないことなのでしょう。

自然食団体の中には、宗教をバックにした団体が少なからずあるのも事実なのですから。

でも、結論をいえば、

大地宅配と宗教とは一切関係ありません。

むしろ､宗教とは対局のところからスタートしたといえます。

少しだけ説明しておきますと・・・、

大地を守る会の創設は1975年。学生運動が下火となる中、学生運動の元闘士だった人々によって作られました。

学生運動のバックボーンとなった思想は「マルクス主義」。

マルクス主義は共産主義革命・社会主義革命の必然を掲げた革命思想ですが、この思想では宗教を「アヘン(麻薬)である」と真っ向から否定しているのです。

初代会長は歌手の加藤登喜子さんの夫、故・藤本敏夫さんです。学生運動で逮捕され拘留中に「獄中結婚」をしたことで有名になりました。

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当時、レイチェルカーソンの『沈黙の春』、有吉佐和子さんの『複合汚染』といった本により農薬公害の危険性が叫ばれ、大変な社会問題になっていました。

学生運動に挫折し放棄した元闘志たちは、何もかも「効率とスピード」ばかりが優先されて良いものだろうか？｢食」の分野に効率やスピードという発想を持ち込むのは間違いではなかろうか？

この問題意識から、

「農薬の危険性を百万回唱えるより、一本の無農薬大根を作り、運び、食べることから始めよう」、このスローガンのもと、「大地を守る会」を設立したのです。

農薬依存・添加物依存の食料の生産現場を変えるには、1人1人の生活、消費の現場を変えることが不可欠。その共感の輪が広がっていけば、世の中を変えることに繋がるのではなかろうか？

この思いから創設された有機野菜の宅配団体です。

初めはご近所さん同士が何人か集まって「共同購入」する生協のようなスタイルでしたが、業界初の個人宅配をスタートし今日に至ります。

特定の宗教や政党などとは一切関係なく、「食の安全」を中心にさまざまなエコ事業を展開する団体です。

宗教かどうか､気になるのなら心配ありませんので､ご安心くださいね。

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